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■ BULLDOG Racer No.18

report:kazzee

01BULLDOG Racerファンの皆さん、大変お待たせしました。

今から数年前、とある噂を聞いた。「当時、鈴鹿サーキットで開催されていた『ブルドッグレース』に参加していたマシンが、傷みながらも現存しているらしい」

早速調査を開始し、断片的な情報を確認して行くもその詳細は厚いベールで覆われ、中々出会う事が叶わなかったが、4年間の調査を経て、2001年、ようやく実車と対面!

当時、ブルドッグレース参加車の多くを整備していた、とあるレースショップの裏にひっそりと置かれていたその車。長い間、屋外で保管されていた為に車体の所々が傷んで来てはいるが、まぎれもなく当時何度も入賞を果たした車体そのものであった・・・。


02ブルドッグレースは2年で終了し、その後多くの車体は鈴鹿サーキットを窓口に回収・処分された。その処分を逃れた数少ない1台である。なお、現在もツインリンクもてぎ内のホンダコレクションホールにてTURBOベースの車体を見る事が出来る。

車高はとても低く、無限製の専用サスペンションは車体を押した程度ではビクとも動かない。


03車体は、フロントバンバー・リアバンパー・フロントフェンダー・リアフェンダー・ドアサイドの計8点の無限製の専用エアロ部品を装着。ウインカー・ヘッドランプなどの保安部品は純正部品である。

また、競技規則により、フロントガラスは合わせガラスへ、その他のガラス類は衝撃に強いアクリル材へと変更されている。


04当時の競技規則により、ボンネットに装着されたボンネットピンの取付け穴より腐食が進行している。

フロントバンパー向かって右側に開けられたインテークは、オイルクーラーの冷却用だ。なお、インタークーラーは純正部品を使用。


05エアロ部品の取付けは、フロントフェンダー・前後バンパーは交換装着、ドアサイド・リアフェンダーは、リベット止めをしたのち、パテにより鈑金されている。

リアフェンダー内部のパネル(元々あったフェンダー部)は、タイヤとの干渉を防ぐ為、カットされている。


06排気管は、サイレンサー部を持たない直管で、運転席側のドア下より排気する。


07ホイールは、前が9J-13in、後が7.5J-13in 、これにスリックまたはカットスリックタイヤが使用された。

この車体は無限製CF-48ホイールと同じデザインの専用ホイールを装着しているが、当時は同じサイズで他社のホイールを装着した車も多数見られた。


08頑丈な6点式ロールゲージで保護された車内。そして競技規則により、助手席の装着は義務づけられていた。

この車は撮影時には既に運転席・助手席が取り払われていた為、暫定的に純正座席が取り付けられているが、本来はバケットシートが装着されていた。


09荷室には、当時の競技規則で義務づけられていた安全燃料タンク(樹脂製)を装着し、それはジェラルミンのカバーにより保護されている。


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